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新国立競技場デザインの隈研吾が手掛けた高知県「雲の上の町」はどんなとこ?

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ushi

オリンピックに向けて新国立競技場のデザインが何かと話題になっています。建設費用や工期、聖火台の設置場所など…。この問題をクリアしないと2020年のオリンピックを無事迎えることはできないでしょう。

さてその新国立競技場のデザインを担当したのは建築家・隈研吾氏。その隈氏が手掛けたホテルなど4つの建物がある高知県梼原町が女子旅の人気スポットとして話題になっています。梼原町は雲の上の町とも呼ばれている町なんです。

そんな隈氏と梼原町の関わりや梼原町の魅力をご紹介します。

 

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隈研吾氏と梼原町

隈氏は木材を使うなど「和」を基調としたデザインが特徴的な建築家です。1990年ごろ、高知県出身の建築家との交流で梼原町を訪れることとなります。町には大正時代の和洋折衷様式の木造芝居小屋「ゆすはら座」がありました。この芝居小屋に感銘を受け、保存運動に携わるうちに町との交流を深め、梼原町でホテルなどの仕事を受けるようになりました。

隈氏は梼原町で次の建物をデザインしています。

 

1.雲の上のホテル(1994年)
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隈氏は「木を本格的に使ったのは雲の上のホテルが第一号で、そこで面白さに目覚めた」と語っています。

このホテルは四方を自然に囲まれ、飛行機の翼をイメージした建物が特徴的です

 

2.梼原町総合庁舎(2006年)
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梼原町はバイオマスで環境に負荷をかけない町づくりを目指しています。梼原産の杉材をふんだんに使用した構造となっており、温かい木のぬくもりに包まれた建物になっています。

この総合庁舎を初めて見た人は、ここが町役場???って感想を持つと思います。壁に穴がいっぱい空いてて変な感じだなと。しかし、これにはちゃんとした目的がある構造なんだそうです。梼原町の気質、環境、風土に最も適した形を考慮し、室内の快適性や景観への配慮といった様々な工夫がされています。

 

 

3.雲の上のギャラリー(2010年)
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雲の上のホテルに併設されギャラリー。内外装に梼原産の木材がふんだんに使用され、各種展示・イベントなどを開催しています。

室内は木のぬくもりが存分に味わえ、どこか懐かしい空間になっています。

 

4.まちの駅 ゆすはら(2010年)
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雲の上のホテルの別館として宿泊施設を備えた梼原町の観光スポット。梼原町の新鮮な農産物や加工品、工芸品なども販売されています。

室内は森をイメージしており、1階から3階まで吹き抜けになっています。特徴的な柱とウォールミラーで空間を演出しています。

以上が梼原町で隈氏が手掛けた建物紹介でした。同町では数年後には複合福祉施設や図書館など新たな隈氏による建物が建設される予定になっています。

また隈氏は新国立競技場についても「ここで学んだ木と生きるという哲学がデザインの基本になっている。できれば梼原の木を使いたい」とコメントしています。是非、国内産の木材で立派な新国立競技場が誕生することを切に願うばかりです。

それでは次に女子旅の人気スポットとして梼原町の魅力をご紹介します。

 

<記事中>

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梼原町の魅力

karusutoなぜ梼原町が「雲の上の町」と呼ばれているのでしょうか?梼原町は町の面積の91%を森林が占め、標高1,455メートルの四国カルストに抱かれた自然豊かな山間の町です。四国カルスト高原は、いたるところに手付かずの自然が残り、天気のいい日には太平洋や瀬戸内海まで一望することができます。

また、9~10月が見ごろの雲海は一見の価値があります。朝日が昇る頃の雲海は幻想的な光景をみせてくれます。思わず手を合わせたくなるぐらいありがたく思えます。ちなみに四国カルストに行く途中で、お猿さんに出会えることもあるので道中のドライブも楽しめますよ。ただし景色に見とれてわき見運転はくれぐれもしないようにしてくださいね。事故を起こしちゃうとせっかくの旅が台無しですから。

話を戻しますが、梼原町の中心地は娯楽施設や繁華街はないですが、昼は澄み切った青空や川のせせらぎを、夜は時期によって蛍を見たり、満天の星空を楽しむことができるザ・田舎って感じの町です。

また幕末時代とも縁があり、坂本龍馬や梼原町ゆかりの那須信吾や吉村虎太郎などが土佐藩を脱藩する際に通ったとされる「脱藩の道」を地元ガイドと一緒に歩くことができます。ウォーキングを兼ねて幕末の志士が通った道に思いを馳せてもいいかもしれませんね。

他にも自ら山で植物を採取して紙をすくオリジナルの和紙づくり、四万十川源流の水と国産小麦、自家製天然酵母を使用したパン工房や地元のカフェなどで食事も楽しむことができます。また、農家民宿などでは、ちょっとした農業体験をすることができます。

あと梼原町では移住を促進しています。空き家をリフォームして低価格で貸し出す移住者支援を行っています。もし旅をして梼原町が気に入ったら生活家電、食器類を備えているお試し滞在住宅を利用することができます。必要なものは布団のみで貸借期間は1か月以上6か月までとなっています。自分も人生の気分転換に思い切って、こういうお試し滞在を利用してみたいです。

 

まとめ

四国以外の人からしたら高知県はなかなか行く機会のない場所だと思います。さらに高知市から離れている梼原町まで足を伸ばすとなるとほぼ一日が移動になります。ただその道程をかけても行く価値があるのが梼原町です。もちろんその途中で寄り道するところもたくさんあるので、一生に一度くらいは来てみてもいいかもしれませんよ。

 

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