アイスホッケー 平昌オリンピック

平昌五輪2018│アイスホッケー女子日本代表の最終予選の結果は?

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2018年2月より開催される平昌(ピョンチャン)オリンピック。女子日本代表スマイルジャパンは最終予選から登場し、オリンピックの出場を掛けて最後の戦いが始まりました。

今回の最終予選を突破するとソチ大会に続き2大会連続出場となります。最終予選グループDに属する日本は、グループ内において世界ランキング7位でトップ。最終予選突破に大きな期待が掛かっています。

なお、男子日本代表は2016年9月に行われた最終予選で敗れたため、平昌オリンピック出場を逃しています。

ここでは、日本代表オリンピック出場の条件や平昌オリンピック最終予選の成績などをご紹介します。

 

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女子日本代表スマイルジャパンについて

ここでは、オリンピックに関するアイスホッケー女子日本代表についてご紹介します。

 

女子日本代表がオリンピックに出場したのは、1998年長野大会の開催国枠でオリンピックに初出場を果たしました。その後の3大会は予選で敗れ、オリンピックの出場を逃すことに。

ほかの競技同様、アイスホッケー女子日本代表も海外の強豪国との体格差による当たり負けなどに苦しんできました。その差を埋めるために試合を通して相手に負けない持久力とスピードを身に着けることに行きつきます。

また、日本代表は能力だけでなく、戦略にも力を注ぐ必要がありました。そのために、2012年元アイスホッケー女子カナダ代表のカーラ・マクラウドさんをコーチに招へい。マクラウドさんはカナダ代表で、オリンピック2大会連続の金メダル獲得に貢献した名ディフェンダーです。

マクラウドさんの指導によって、特にディフェンス面で大きな変化を日本にもたらすことに。フォワードから積極的なプレスを掛ける戦術を取り入れ、日本のシステムに上手くはまることとなるのでした。

さらに、日本にとってプラス要素になったのは、メタルトレーナーをスタッフに加えたことによって、試合が劣勢であっても笑顔と明るさを絶やさないチームを作り上げたことでした。

 

そのチームの笑顔と明るさは、ソチ大会最終予選で発揮されます。初戦で、ノルウェーに3点リードされる試合展開になりましたが、4点を入れ返し逆転勝利をおさめました。2戦目はスロバキアに0-1で惜敗するものの、3戦目のデンマーク戦では5-0の大量得点で勝利し、グループ1位になりました。

その結果、初めて予選を突破し、ソチ大会の出場権を獲得。選手たちの“ピンチでも笑顔を絶やさず、楽しんでプレーするチームスタイル”から愛称が「スマイルジャパン」に決定しました。

 

スティックで口を、パックで目を表現

 

それでは、次章でスマイルジャパンがオリンピック出場するにはどうすればいいのかご紹介します。

 

日本がオリンピック出場するためには

平昌オリンピック出場資格は以下の通り。

1.国際アイスホッケー連盟が定めた各国の2016年のIIHFランキング(世界ランキング)に基づく上位5か国
アメリカ(1位)、カナダ(2位)
フィンランド(3位)、ロシア(4位)
スウェーデン(5位)

2.開催国の韓国(23位)は予選を免除

3.2017年2月9日(木)~12日(日)に行われる最終予選の各グループで1位になる(残り2枠)
<グループC>
スイス(6位)、チェコ(9位)
デンマーク(10位)、ノルウェー(13位)

<グループD>
日本(7位)、ドイツ(8位)
オーストリア(11位)、フランス(12位)

※( )の順位はIIHFランキング

 

<記事中>

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最終予選代表選手一覧

背番号 氏名 年齢 ポジション ソチ五輪
1 藤本 那菜 27 GK 出場
29 近藤 真衣 23 GK
30 小西 あかね 20 GK 出場
6 鈴木 世奈 25 DF 出場
9 竹内 愛奈 25 DF 出場
7 堀 珠花 24 DF 出場
8 細山田 茜 24 DF
2 小池 詩織 23 DF 出場
4 床 亜矢可 22 DF 出場
27 小野 粧子 35 FW
21 久保 英恵 34 FW 出場
11 足立 友里恵 31 FW 出場
23 中村 亜実 29 FW 出場
22 岩原 知美 29 FW
10 米山 知奈 25 FW 出場
12 大澤 ちほ 24 FW 出場
13 藤本 もえこ 24 FW 出場
16 寺島 奈穂 23 FW
15 浮田 留衣 20 FW 出場
14 床 秦留可 19 FW
26 永野 元佳乃 18 FW

 

最終予選の結果とハイライト

<最終予選/第1戦>

▼2月9日(木)の試合結果

<ドイツ vs フランス>

※延長…5分
※GWS…ゲームウイニングショット
 GWSに勝利すると1点が付与されます

 

<日本 vs オーストリア>

▼各ピリオドの得点者と時間
<第1ピリオド>
久保 英恵(17分)、カントル(19分)

<第2ピリオド>
小池 詩織(2分)、久保 英恵(6分)

<第3ピリオド>
小野 粧子(3分)、久保 英恵(16分)、中村 亜実(18分)

 

<オーストリア戦ハイライト>
最初にチャンスをつかんだのは日本。エース・久保英恵選手がロングシュートの角度を変え先制に成功。しかし、その直後、わずかな隙を突かれ同点に追いつかれてしまいます。第1ピリオドはオーストリアの守りも堅く、1-1で終了。

第2ピリオドに入ると中村亜実選手が体をなげうってキーパーとディフェンスをブロック。空いたコースに小池詩織選手がしっかりと決め、2点目を奪います。そして、ゴール裏からパックを回して、練習通りのセットプレイで久保選手が3点目の追加点を奪います。

第3ピリオドに入ると一方的な展開で、久保選手がハットトリックを達成。終わってみると大量6得点でオーストリアに圧勝。最終予選、最高のスタートを切りました。

 

<順位表>

順位 チーム 勝点
1位 日本 3
2位 ドイツ 2
3位 フランス 1
4位 オーストリア 0

 

<最短のオリンピック出場条件>
第1戦の結果から日本がフランスに延長なしで勝利し、かつ、オーストリアも延長なしでドイツに勝利すると日本の2大会連続のオリンピック出場が決定します。

 

<記事中>

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<最終予選/第2戦>

▼2月11日(土)の試合結果

<ドイツ vs オーストリア>

 

<日本 vs フランス戦>

▼各ピリオドの得点者と時間
<第1ピリオド>
中村 亜実(2分)

<第2ピリオド>
床 秦留可(3分)、アレモス(11分)

<第3ピリオド>
久保 英恵(13分)、浮田 留衣(17分)

 

<フランス戦ハイライト>
第1ピリオド開始2分半、久保選手がゴール前に出したパスを中村選手が合わせて先制点を奪います。その後、何度かチャンスを掴みますがフランスゴールを破ることができず膠着状態のまま第1ピリオドを終了。

第2ピリオドは序盤から試合が動きます。久保選手と相手選手との競り合いでこぼれた球に、床秦留可選手がすかさず反応し、2点目を決めます。このまま、流れに乗って追加点を決めたいところでしたが、チャンスでなかなか決められず嫌な流れのなか、逆にフランスのエース・アレモス選手にミドルシュートを決めら1点差に。追いつかれたくない日本は果敢に攻めますが、決め所がなく第2ピリオド終了となります。

第3ピリオドでは、日本は落ち着いた試合運びをしますが、なかなか追加点が奪えず。残り時間13分に差し掛かろうとした時、日本のゴール前での小競り合いでこぼれ球がフランス選手の前に。フリーでシュートを打たれてしまいますが、シュートはわずか数センチゴールを外れ、辛うじてピンチを免れます。

その後もフランスの攻撃を一身に受けますが、日本も負けず相手の攻撃を跳ね返します。そして、残り7分で待望の追加点が。久保選手が相手ディフェンダーの間を上手く抜くコントロールされたミドルシュートで2点差に。点差が開いたことで日本の動きもよくなります。

床秦留可選手がゴール前に出したパスに反応した浮田選手が、倒れ込みながらダメ押しのゴール。最終予選、嬉しい初ゴールとなりました。

試合はそのまま終了し、最終予選2連勝。ドイツもその日は勝利したため、オリンピック出場はドイツとの直接対決で決まることに。

 

<順位表>

順位 チーム 勝点
1位 日本 6
2位 ドイツ 5
3位 フランス 1
4位 オーストリア 0

※今日の結果から日本はドイツに勝利することでオリンピック出場となります。ちなみに、平昌オリンピック出場となると日本第1号となります。

 

 

<最終予選/第3戦>

2月12日(日)

<フランス vs オーストリア>

 

<日本 vs ドイツ>

▼各ピリオドの得点者と時間
<第2ピリオド>
藤本 もえこ(7分)、小野 粧子(10分)、
アイゼンシュミット(16分)

<第3ピリオド>
久保 英恵(14分)

 

<ドイツ戦ハイライト>
第1ピリオドの序盤、どちらも譲らない好ゲームを予感させる試合運びとなりました。時間経過とともに少しずつ日本のペースに。しかし、ドイツの堅い守りで日本はなかなか点を奪えず。

残り5分を過ぎると小池選手がペナルティーを取られ、日本は一人少ない状態に。ここから、ドイツの猛攻が始まり、日本は防戦一方となります。小池選手が復帰する寸前に、細山田選手が微妙な判定でペナルティーを取られ、日本は再び4人での防戦を強いられます。

ドイツの一方的な攻めにも関わらずゴールテンダーの藤本那菜選手が落ち着いた好セーブでピンチを救います。細山田選手が復帰すると日本は第1ピリオド最後の一転攻勢を仕掛けます。そして、細山田選手が残り10秒で放ったシュートは惜しくもポストに阻まれることに…。0-0のまま第1ピリオドは終了します。

 

第2ピリオド開始早々、ベテランの久保選手がドイツゴール前でワンタッチシュートを狙うもわずかに外れます。その後、ドイツの堅い守りなどで試合は大きな動きがなく、一進一退の攻防が続きます。そして、徐々に日本のシュートチャンスが増えます。

第2ピリオドも後半に差し掛かろうかとした時、ゴール前に出されたパスを藤本もえこ選手が受け、シュートを放とうとするも空振り。しかし、落ち着いて再びシュートを放つとゴールテンダーの股を抜く見事なゴールが決まり、先制点を奪うことに成功!!

流れは日本に傾き、ドイツは焦りを見せ始めます。ドイツ選手が反則で退場。その直後、細山田選手のシュートが小野選手に当たるも、小野選手が落ち着いてゴールに押し込む追加点で2点のリードに!

しかし、ドイツも負けじと反撃に転じます。パワープレーから中央に出たパスにアイゼンシュミット選手が反応し、強烈なシュートで1点を返します。残り3分半での嫌な失点となりましたが、第2ピリオドはこのまま終了。

 

第3ピリオド開始直後、ドイツが反則で一人退場し、日本にチャンス到来。しかし、ドイツの堅い守りに阻まれ得点をすることができず。

試合はそのまま拮抗し、お互いのチームがシュートを放つもゴールテンダーの好セーブで得点は無し。日本が1点リードのまま試合は進みます。

試合時間が残り7分になろうかとした時、サイドから攻め込んできたドイツにチャンスを作られ、中央からシュート。かろうじてゴール左に外れ、ピンチを脱します。日本も負けじと、米山選手が素早いドリブルでサイドからゴール前に持ち込みシュートを放つも相手選手の気迫あふれるセーブでゴールならず。

その1分後、久保選手が素早い動きでミドルシュートを放つと勝利を確信づける追加点を奪います。これで久保選手は最終予選3試合連続ゴールとなりました。

そして、ついに待望の試合終了が告げられ、五輪2大会連続出場を決めたスマイルジャパン。会場は喜びに包まれ、選手たちのうれし泣きの表情が印象的です。

平昌五輪出場、第1号となったスマイルジャパン♪五輪の大舞台での活躍に期待したいです^^

 

<順位表>

順位 チーム 勝点
1位 日本 9
2位 ドイツ 5
3位 フランス 4
4位 オーストリア 0

 

<最終予選得点者一覧>

 

●まとめ

ソチ五輪では、最終戦でドイツに0-4で負けたスマイルジャパンが、そのドイツを破って平昌五輪出場、日本第1号になりました。

アイスホッケー女子日本代表は五輪では未勝利ですが、今回のチームは1勝でも2勝でもしてくれるのではないでしょうか?最終予選を見ているとそんなチームに見えます。

本番まで残り約1年。リオ五輪の女子バスケットボール代表のように、上位国とおもしろい試合をして、五輪の大舞台での活躍に期待したいです^^

頑張ってください!!

 

記事下用

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