おんな城主直虎 あらすじ

おんな城主直虎|12話のあらすじ/直親の死・おんな城主直虎誕生!!

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前回の「おんな城主直虎」では、直親(三浦春馬)が今川氏真(尾上松也)の謀略に掛かり申し開きの為、駿府城に向かう途中で今川兵に囲まれたところで終わりました。結局、直親も父・直満(宇梶剛士)と同じような道を歩んでしまう悲しい運命に…。

一体どこで道を誤ってしまったのでしょうか?そもそも直親が焦って偽元康(ほっしゃん)からの手紙の話に乗ってしまったことが悪かったのか…。あるいは、政次(高橋一生)に判断を委ね、南渓和尚(小林薫)や直平(前田吟)らに何故相談しなかったのか?

政次は「まだ元康と会うのは早い」と忠告はしましたが、結局直親の気持ちを忖度し、自分も今川と共倒れはしたくないということで首を縦に振りました…。

ということは、直親が早計だったのかもしれませんね。難しい判断にはなりますが…。

と、ドラマの出来事ではありますが、色々と考えらされました。ただ、我々現代社会で生きる人間は、直親のように逃げ出せず殺されるようなケースはないと思われるので、少々下手を打っても大丈夫でしょう(笑)

それでは、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の第12話「おんな城主直虎」のあらすじと主な登場人物をご紹介します。

 

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第12話の登場人物

※あらすじの中の登場人物です。

 

 

おんな城主直虎/第12話あらすじ

前回のあらすじはこちらから
第11話「さらば愛しき人よ」

 

「おんな城主直虎」

わずかな供を連れ、井伊谷を旅立った直親一行は、ほどなくして今川の手の者に囲まれてしまった。

応戦する直親たちだったが、槍をふるう孫一郎が斬られ、直親を幼いころから守ってきた藤七郎が斬られ、ついに一人となってしまった直親。孤軍奮闘も虚しく、無情にもいくつもの刃がその身を切り裂いた。

倒れ伏した直親の脳裏に、泣きながら「待っている」と叫んだ次郎の顔が浮かぶ。

「井伊は…どっちだ…」

立ちあがった直親はそうつぶやくと、膝からくずおれ絶命した。

 

直親が不意を突かれて襲われていたころ、次郎はご初代様の井戸端で、直親の無事を祈りながら、水垢離(みずごり※冷水を浴びて心身を清めること)に打ち込んでいた。ただひたすらに、直親の無事を祈って…。

ふと、乾いた布が差し出され、顔を向けると笑顔の直親がそこにいた。

「戻ってきたのか…直親…」

直親の幻影と気づかぬ次郎は、安堵した瞬間に気を失った。

 

日暮れ時、直親の供の一人が傷だらけの身で井伊谷に戻り、直親たちの訃報を伝えた。

直親は、父・直満と同じく、今川に謀殺されてしまった。しかし今回は、申し開きの機会も与えられず、切腹も許されず…。

「これでは、なぶり殺しではないか!」

直平は、悲しみのあまり咆哮した。

 

 

 

ご初代様の井戸端で倒れた次郎は、三日三晩生死の境をさまよっていた。ようやく目を覚ました次郎。そこへ、昊天の「殿のお帰りじゃ!」という声が聞こえた。

南渓和尚や傑山らが掛川に赴き、野ざらしにされていた直親らの遺体を井伊谷に連れて帰ってきたのだ。

だが、直親の悲報を知らない次郎は、おぼつかない足取りで境内へ向かった。そして、寝かされている遺体の中に、直親の姿を見つけた次郎。その亡骸に触れようとした途端、しのが次郎の手を払った。

「触るでない。私の夫じゃ。みな、そなたが殺したようなものではないか」

しのは泣きながら、次郎を責め立てた。しのの父・奥山朝利を殺した一件で、政次を成敗していればこんなことにはならなかった。すべて、次郎のせいだと…。

「姉は、悲しみのあまり、正気をなくしております。どうかお許しを」

しのの妹・なつが、姉の非礼を詫びた。だが、次郎はうつろな表情で、「しの殿のいうとおりじゃ…」と、呟き、ふらふらと立ち去った。

後日、直親たちの葬儀が執り行われた。次郎は一人、ご初代様の井戸端に座り込み、直親に請われた経を唱和した。しかし、すぐに声は出なくなり、ただただ次郎は泣き伏した。

 

 

葬儀の直後、今川から書状が届いた。そこには、直親の子・虎松を殺せと書かれていた。直平たちはすでに虎松を逃がす手筈を整えていたが、しのはそれを拒んだ。

「それがしが駿府へ参りまする」

今川から目付として遣わされている新野左馬助が、自分の命と引き換えに虎松の命乞いをしてくると言い出し、駿府へと向かった。

 

氏真と対面した左馬助は、虎松の命乞いをした。代わりに自身の首を差し出すから、どうか虎松の命は助けてほしい…と。

氏真は、左馬助の老いた首などいらないと突っぱねる。だが、今川が戦う戦地に井伊の兵を出すならば…との交換条件により、辛くも虎松の命は救われることとなった。

この策を氏真に授けたのは、井伊を裏切った政次だった。そんな政次は、松平元康の家臣らが狼藉を働き、一向宗の門徒たちから怒りを買っているという情報を得ていた。そこで、この動きを煽ってはどうかと、氏真に注進した。

目論みはうまくいき、三河一向一揆が勃発。元康は一向宗の門徒たちだけでなく、家中の一向宗徒にも背かれ、勢いを失った。

 

さて。直親が亡くなってからの次郎は、ただ経を唱えるだけの日々を過ごしていた。竜宮小僧の力を借りたいという農民たちが押し掛けてきても対応は昊天に任せ、抜け殻のような目で農民たちが帰るのを見送る。

そんな次郎の前に南渓和尚が現れ、井伊の屋敷に酒を届けてほしいと頼まれてしまった。しかも、直平が戦に出ると聞き及び、次郎は急いで屋敷へ向かう。

次郎が出陣の理由を尋ねると、新野左馬助、中野直由と酒を酌み交わしていた直平は、膝の上に虎松を乗せ嬉しそうにこういった。

「我々が今後、今川の戦に出ることが、虎松の命を助けることと引き換えであったのじゃ」

そして、新野左馬助に向かって、「駿府の蹴鞠小僧に、お前の首などいらぬ。欲しいのは元康の首じゃ。取ってまいれ!そう言われたのであったかな」というと、豪快に笑った。

井伊にはもう、戦の采配ができる男は、この三人しかいなかった。三人がいなくなったら井伊はどうなってしまうのか…。次郎は不安を口にしたものの、直平は必ず戻ると力強く断言する。直由も、戦には生きながらえるコツがあるのだと笑った。

「仮に“もしも”が起こったとしても、それはもはや天命じゃ」

直平は次郎の前に座り、次郎の手をとった。そして、次郎に酒を差し出す。直平は、次郎と酒を酌み交わすことが長年の夢だったのだ。

この時初めて酒を飲んだ次郎は、ご初代様の井戸端で一人酒を飲み続け酔いつぶれていた。心配してやってきた南渓和尚に、自分は何もできない無用の長物だとくだを巻く。南渓和尚はそんな次郎の頭を優しく撫でてやった。

 

その年、直平は今川に反旗を翻した天野氏の討伐に向かい、陣中で不審な死を遂げた。さらに、新野左馬助と中野直由は、反乱を起こした引馬城の飯尾氏討伐にて討ち死にした。

これで、井伊家を束ねる男は、誰もいなくなってしまった…。

 

 

 

存亡の危機に瀕する井伊谷に、政次が帰ってきた。対面した裕椿尼(ゆうちんに※直盛の死後に出家した千賀)は、「生きておったのか」と冷たくいう。

「今川に捕らえられ、出るに出られずにおりましたが、ご隠居様、新野様、中野様のご忠義が認められ、こうして戻って参ることになりました」

政次は裕椿尼の棘のような視線をものともせず、淡々と答えた。そして、今川がつけてくれた三人の新しい目付…近藤康用(こんどう やすもち)、鈴木重時(すずき しげとき)、菅沼忠久(すがぬま ただひさ)を引き合わせた。

裕椿尼はその様子を静かに見ていたが、政次はさらにとんでもないことを口にした。氏真から、自分が虎松の後見になるよう命じられた…というのだ。

「お待ちなさい!いくら太守様でも、井伊の家督に口をはさむことなどできぬはずです!」

裕椿尼は目を見開き、声を張り上げた。だが、政次は臆すことなく言葉を続ける。

「家督は虎松様。それがしはただの後見にてございます…」

政次は懐から書状を差し出し、「お下知(※命令のこと)にてございます」といいながら、うすら笑いを浮かべていた。

 

ご初代様の井戸端では、次郎が酒をあおっていた。そこへ政次がやってきて、次郎は政次を凝視した。

「生きておったのか、政次…」

政次はご初代様の井戸に手を合わせながら、「直親の内通の件で今川に捕らえられ、厳しいおとがめを受け、それはそれは大変だった」といった。さらに、こう続けた。

「井伊にはもう、政(※まつりごと・政治の意)を任せられる者はおらぬようになってしまったと、戻されたというわけだ」

政次の声音には抑揚がなく、次郎は不信感を抱かずにはいられない。

「みんな、死んでしまったのに、政次だけが助かったのじゃな…なにゆえじゃ、どうやって助かった!」

次郎は泣きながら、井戸端にしゃがむ政次にすがり袖をつかんだ。

「裏切るつもりで裏切ったのか、それとも、裏切らざるをえなかったのか…どちらじゃ、鶴!」

「恨むなら直親を恨め…ヘタを打ったのはあいつだ」

袖をつかむ次郎の手を振り払った政次。その瞳は、暗く冷たかった。

「何度も同じことを繰り返し、井伊は終わるべくして終わったのだ」

言いたい放題の政次は、口元に薄ら笑いを浮かべながら次郎を見やり、そのまま歩き去っていった。

 

 

政次が虎松の後見になるのを阻止するにはどうすべきか…。裕椿尼は龍潭寺に赴き、南渓和尚に相談していた。こうなったら、もう、南渓和尚に虎松の後見になってもらうほかないと…。

だが、南渓和尚は次郎を後見にしてはどうかといいだす。次郎はそもそも、井伊の家督を継ぐ者の名なのだから…と。

「おなごでございますよ」

追い詰められれば川に飛び込んででも活路を開く。たった一人、今川と戦って出家を勝ち取る。そんな次郎こそ、家督を継ぐにふさわしいと南渓和尚は感じていた。

「あれは、おなごでこそあれ次郎…次郎の器じゃと思わんか」

そう問われ、祐椿尼はしばし考え込んだ。そこへ…。

「次郎、血迷ったか!」

境内から昊天の声が響き、祐椿尼と南渓和尚は慌てて外に出た。そこには、怒りに満ちた表情で昊天の槍を構える次郎の姿があった。

「鶴でも狩りに行くか!」

南渓和尚が「では、わしも行く!」と袖をまくり、「傑山、弓をもて。次郎が小野の屋敷に行くらしいからの」と叫んだ。

「では行くぞ」

南渓和尚は次郎に声をかけた。だが、次郎は一心不乱に昊天の槍を地面に何度も突き立て、「どうしろというのじゃ!」と叫びながら泣き出した。

「われのせいで直親は死んだ!藤七郎も孫一郎も、おおじじ様も左馬助伯父上も中野殿も!われは災厄をもたらすだけじゃ!これ以外、われに何ができるというのじゃ!」

次郎はその場にへたり込み、嗚咽した。

「あの…竜宮小僧では。次郎様、井伊の竜宮小僧ではございませんでしたか?」

一人の小坊主がそう声をかけた。

「己を責めたところで、死んだ者は帰らぬ。じゃが、生きておる者は死んだ者を己の中で生かすことはできる。例えば、しのぶことで。例えば、習うことで。時には、習わぬことで。ほかには、ないのかの?」

南渓和尚の言葉に、次郎は幼い頃のことを思い出していた。亀之丞が井伊谷を旅立つとき、とわは亀之丞の竜宮小僧になると誓ったあの時を…。

「亀に、この身を捧げる。…われは亀の魂を宿し、亀となって生きていく」

「それが、お主の答えなのじゃな」

南渓和尚に問われ、次郎は涙にぬれた顔で深く頷き、天を仰いだ。

 

「夫婦約束の時に、作っておいた着物なんですよ。こんな時に、役に立とうとは」

裕椿尼が優しく言いながら、赤い着物を箱から取り出すと、そっと次郎に羽織らせた。

「母上。直親は最後に、戻ったら一緒になろうと言うたのです。かような意味だったのかもしれませぬ」

次郎の口元は、わずかにほころんでいた。

 

「井伊は今まさに、存亡の危機を迎えておる」

井伊の屋敷に、南渓和尚の声が響いた。座しているのは、政次、今川からの三人の目付、奥山を継いだ六左衛門、中野家を継いだ直之たち。

「家督を継ぐ虎松は、まだあまりに幼い。黒染めの身でまことに僭越ながら、井伊の末席に連なる者として、虎松の後見となる者を推挙したい…その者の名は、井伊直虎と申す」

足音も高らかに、華やかな着物を羽織った次郎が現れ、高座に腰を下ろした。

「われが、井伊直虎である。これより井伊は、わが治めるところとなる」

直虎の威風堂々とした振る舞いと鋭い眼光は、井伊家再興のため、どんな困難にも立ち向かう強い決意を感じさせるものであった。

 

※あらすじは、書籍「NKH大河ドラマ・ストーリー」を参考に、本放送を合わせてまとめています。

次回、おんな城主直虎のあらすじはこちら
第13話「城主はつらいよ」

 

 

<記事中>

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おんな城主直虎/相関図(城主編)

※第12話時点で登場していない人物も含みます。また、ネタバレ要素もあります。
※画像をクリック(タップ)で拡大します

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

直親の死=三浦春馬さんの退場を残念に思うファンも多いのではないでしょうか?個人的にはもう少し三浦春馬さんの演技を見ていたかったです。

だって、あんまり活躍がなかったし…。政次を庇うとかちょっとしたことはありましたが、直親の知恵で困難を切り抜けたとか、そんなエピソードが見たかったです。まあ、大事なお殿様だから戦に行かせるわけにもいきませんが。

さて、直親をはじめ、直平、中野直由、新野左馬助の死をもって、この12話まで盛り上げてくれたキャストがいなくなり寂しいものを感じます。

特に、筧利夫さん演じる中野直由は直盛の遺言で井伊家の舵取りを任されるとのことでしたが、その後、中野直由が井伊家を引っ張るシーンとかは特に劇中で描かれず拍子抜けしました。まあ、それは個人的な感想なので、ドラマ自体には全く影響はないですけど。

それにしても、中心人物がいなくなったことで次回からのおんな城主直虎がどんな展開になるのか楽しみです。

次回、第13話は「城主はつらいよ」ですか…。

……ふざけてるんですか(笑)

このタイトルを見て、思わず笑ってしまいました。これってひょっとしたら「男はつらいよ寅次郎」を掛けているんですかね?直虎の“虎”(漢字は違うけど)と次郎法師の“次郎”と。

「城主はつらいよ(虎次郎)」

考えすぎだな。

<2017.4.18追記>
サブタイトルには元ネタがあることを知りました…。そのモチーフになった元ネタについて下記リンクからどうぞ^^
▼サブタイトル(副題)について
おんな城主直虎のサブタイトルの元ネタって何?

次回からムロツヨシさんやお笑いコンビTKO、光浦靖子さんら登場するようです。ドタバタ要素が入ってきそうですね(笑)

 

▼あらすじ・キャスト・観光スポットなど直虎関連のページはこちらから
おんな城主直虎:サイト内リンクまとめ

 

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