おんな城主直虎 あらすじ

おんな城主直虎│10話のあらすじ&キャスト一覧/直親と政次の友情復活

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前回の「おんな城主直虎」の第9話の「桶狭間に死す」では、杉本哲太さん演じる井伊直盛と井上芳雄さんが演じる小野玄蕃が戦死しました。

杉本さんが演じる弱小国ならではの悩み多き直盛の姿に愛着もあったんですが…。ここで退場とは、寂しいものです。

井伊家は当主と多くの家臣の死により崩壊が始まります。前話のラストでは、小野政次(高橋一生)が奥山朝利(でんでん)を切ったところで終わりました。

避けられない不運であったにせよ、小野政次の処遇はどうなるのか…。次郎法師はこの局面をどう打開するのか…。

それでは、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第10話「走れ竜宮小僧」のあらすじと主な登場人物をご紹介します。

 

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第10話「走れ竜宮小僧」

前回のあらすじはこちらから
第9話「桶狭間に死す」

登場人物

※あらすじの中に登場する人物になります

 

 

おんな城主直虎/あらすじ

次郎は、政次の傷の手当をした。そして、なぜ奥山朝利を斬ったのか、事の顛末を聞いた。

「直親に正直に言え」

それ以外に道はないと、次郎は政次にきっぱりと言う。だが、政次は躊躇した。斬りつけてきたのは奥山朝利の方で、抵抗した政次はもみ合いの最中で刺してしまった。非があるのは奥山朝利とはいえ、政次の父が直親の父・直満を、政次は直親の義理の父・奥山朝利を…。小野は、直親の父を二度も奪ったことになるのだ。

「いくらなんでも許すと思うか」

手当が終わり、立ち去ろうとする政次。次郎は政次を引き留めた。

「この件は、われがなんとかする。これは竜宮小僧の務めじゃ」

 

 

政次が自邸に戻っておらず、井伊の屋敷は騒然としていた。奥山の息子・孫一郎は、朝利は政次の井伊家乗っ取りを疑っており、諭している間に討たれるに違いないと断言する。

新野左馬助は政次がやったとする確たる証拠はないと言うが、姿を消したのが何よりの証拠であり、今川が倒れた今こそ成敗すべきだ、中野直由は語気を荒めた。

直親はそのやり取りを静かに聞いている。

そこへ、小野家の名代(※代理の意)として千賀に付き添われたなつがやってきた。なつは奥山朝利の娘であり、孫一郎の妹…。孫一郎は自分の父が殺され、その犯人とされる小野家の名代として現れた妹に、「なにゆえ!」といきり立つ。

だが、直親は孫一郎を制し、なつの話を聞いた。なつ曰く、「自分が小野から戻りたくないと言ったことが事の発端」であり、政次はなつの意思を伝えてくれていたものの、父がそれを認めずに惨事を招いたと告げた。

「亡き殿様は玄蕃様と私に、井伊の者たちをつなぐ架け橋になってほしいとおっしゃいました。私はそのお役目を、玄蕃様亡きあとも継いでいきたいと、そう思うております」

なつは頭を下げ、今回の件はなかったことにしてほしいと涙ながらに訴えた。だが、おとがめなしとするわけにはいかぬと、直由と孫一郎は直親に政次への処罰を求めた。

直親は静かに、「但馬(政次)は抜いておりませぬ」と言った。そして、

・奥山朝利が刺されていたのは奥山自身の脇差であること

・壁の低いところや床など、尋常ならあり得ないところに刀傷があったこと

・それは、刀を振り回した者が転んだり、よろめいたりしていたと考えるのが自然であること

つまり、刀を抜いたのは脚を怪我していた奥山朝利の方であり、政次は身を守るため刺したのではないかと結論付けた。

「義理の父の仇を討てぬのは口惜しいかぎりでございますが、これをとがめることもまたできぬと、それがしは存じまする」

これにて、一件は落着した。

 

なつを小野の名代として井伊の屋敷に遣わしたのは、次郎の考えだった。もちろん、なつも自分の役目として引き受けたというのもあったが…。

次郎はさらに動いた。河名の直平のもとを訪ね、「政次が奥山朝利の怨霊を恐れ写経を始めた」「怖い怖いと震えあがっている」などと吹聴した。

一方で、政次には写経をするように勧めた。「奥山朝利が成仏しておらず、獲物を探すように本堂をうろついていた」などと吹き込んだ。

「おたわむれを…」

と、言いつつも、政次は次郎の言葉を信じ、写経を始めた。そのせいか、政次は心を入れ替えたと噂になり、遺恨は薄らいでいった。

 

 

年が明けた二月、直親としのの間に後継ぎとなる男児が生まれた。名は「虎松」と名付けられた。お披露目の席は歓喜に満ちあふれ、直平が赤子を抱きあげ、家臣たちも大はしゃぎ。

そこへ政次の来訪が告げられ、宴席が途端に静かになる。政次は祝いの品として、一通の書状を献上した。

それは、かつて政次の父・政直が、直親の父・直満から奪い取った形となった井伊家の所領についての覚書…。つまり、亡き直満の所領を、虎松に返上するということだったのだ。

「天文十三年の井伊に戻したく存じます」

「心得たぞ。以後も、よろしく頼む」

直親と政次は、亀之丞と鶴丸だった頃の信義と友情を取り戻した。

 

龍潭寺。次郎はご初代様の井戸に向かって手を合わせていた。虎松を授けてくれたことに対する、感謝の気持ちだった。

その時ふと、かすかな気配を感じた次郎は、小石を井戸の中に放り込んでみた。そこへ直親が現れる。もう一度、次郎が小石を井戸に投げると、確かに水音がした。

「ご初代様が虎松の誕生を祝ってくださっているのかもしれぬ。虎松はきっと、井伊をよみがえらせる男になるのじゃ!」

次郎は嬉々として直親に言った。直親は次郎に、政次が父・直満の所領を返してくれたことを伝え、井戸に向かって「竜宮小僧のおかげかのう!」と大声で叫ぶ。

そして、「おとわに報いるには、おとわの望みはなんじゃ」と、直親は次郎に尋ねた。

「今日のような日が、日々であるように。喜びに満ちた日々が続くように…井伊を守ってほしい。それが、我の望みである」

次郎の言葉に、直親は満面の笑みを見せる。ひざまずき、

「それがしは、左様な井伊をおとわ様に、次郎法師様に、竜宮小僧様に、井伊の姫に捧げましょう」と誓った。

 

 

平穏を取り戻したかに見えた井伊家。だが、駿府の今川家には、緊迫した空気が漂っていた。桶狭間の戦い後、三河の岡崎城を守っていた松平元康が反旗を翻し、今川方の城を襲ったとの報告が入ったのだ。すでに元康は裏で織田と手を結んでおり、三河の国衆の多くが元康側に寝返っていた。

今川氏真は「松平側の人質を皆殺しにせよ」と激怒し、今川家に残っていた元康の妻・瀬名と二人の子の命は、風前の灯火となっていた。

それから一年…。瀬名からは何の音沙汰もなく、次郎は瀬名親子の身を案じていた。瀬名は次郎にとってこの世にたった一人のおなごの友。何か手はないかと考え、瀬名の命乞いをするため駿府へ向かった。

ところが、駿府の状況は最悪に近かった。次郎は氏真の祖母・寿桂尼のもとを訪れ、瀬名が今川に対し忠義あふれる文を書いていたことを伝えた。

次郎の熱意のおかげか、寿桂尼は「次郎が岡崎城に赴き、元康が和睦に応じれば、褒美に瀬名と子の命は助ける」と言い出した。

「そんな無茶な…」と困惑する次郎だったが、黙考した後、とんでもないことを言いだした。

「わかりました。では、私と瀬名様、お子様を、岡崎まで送り届けいただけますでしょうか」

次郎の言い分は、自分が岡崎城に行っている間に、瀬名たちを斬り殺されてはたまらない。和睦の交渉がうまく行かなかったら、その場で自分もろとも斬り殺せばいい…というものだった。

これには寿桂尼も笑みを漏らし、「良い覚悟じゃ」と言った。次郎と寿桂尼の交渉はうまくいくかに見えたが、間の悪いことに急な知らせが飛び込んできた。

「上ノ郷城が松平の手に落ち、城主、鵜殿長照様が自害して果てられたとのこと!」

長照は寿桂尼の孫だった…。寿桂尼は次郎に「瀬名に引導を渡して帰れ」と冷たく言い放った。

 

次郎は館の一室に放り込まれた。そこには、幼い頃に会って以来、初めて顔を合わせるた瀬名がいた。瀬名は、自分のために次郎が命乞いに来てくれたことに感動し涙ぐむ。しかし、元康が鵜殿長照を討ったと知ると、自分はもう容赦はされないと覚悟を決めた。

そこへ家臣が現れ、「明日、龍泉寺にて、ご自害いただくことと相成りました」と告げる。

「竹千代と亀姫だけはどうか、どうかお慈悲を!」

立ち去る家臣の背中に瀬名は叫び、泣き崩れた。

 

翌朝。次郎は寿桂尼から瀬名に引導を渡すよう言いつけられていることを逆手に取る作戦に出た。つまり、引導を渡せていないとごねることができるのだ。

「そうこうしているうちに、今川館が焼け落ちるかもしれぬ」

さらに、処刑が行われる寺で、逃げ出す隙があるかもしれない。元康が駆けつけてくるかもしれない…。

次郎の言うことは「かもしれない」話ばかりだったが、次郎が瀬名の命を救いたいという熱意を、瀬名は感じ、次郎の悪あがきに乗ることにした。

しかし、夕方になり、ついに瀬名は家臣に連れ出されてしまった。次郎は籠の前に立ちはだかる。

「引導がまだ渡せておらん。きちんと念を払わぬと、祟りが残りますぞ。雷が落ち、今川館が焼け落ちてもよろしいか!」

籠に縋りつく次郎を家臣が振り払い、次郎は道端に倒れ込んだ。次郎を振り払った家臣は、刀の柄に手をやりながら次郎ににじり寄る。

と、そこへ、馬のいななきが聞こえた。道の向こうを見ると、素性の知れぬ男を乗せた馬が猛然と駆込んでくる。道端に倒れてる次郎をめがけて…。

※あらすじは、書籍「NKH大河ドラマ・ストーリー」を参考に、本放送を合わせてまとめています。

次回、おんな城主直虎のあらすじはこちら
第11話「さらば愛しき人よ」
※放送後、更新します。

 

<記事中>

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おんな城主直虎/相関図

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

次郎法師と直親のおかげで何とか大きな処罰もなく、事なきを得た小野政次。三人の関係が少しずつ修復され、いい感じに戻ってきましたね。

こうやっていい感じになってきたところで、三人の関係をぶっ壊すのが物語の王道といったところでしょうか。次回のタイトル見たら、明らかにそうですもんね…(笑)

さて、あらすじの最後、馬に乗って登場した素性の知れぬ男。この男を演じるのは若手俳優の中村織央(なかむら おずの)さん。

颯爽と馬に乗って登場したんですが、歴史ドラマは初出演とのこと。戦国時代の所作も乗馬も甲冑をつけての演技など初めてづくしで苦労したそうです。

特に馬に乗っての登場は無我夢中で演技をしたそうです。今回は表情まで伺えませんでしたが、どんな表情で中村さんが演技しているのか楽しみです。

ちなみに、中村さんはNHK朝ドラ「ごちそうさん」でちょろっと出演しています。その様子はこちら。

 

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