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ボクシング 井岡一翔 5度目の防衛戦結果│61連勝中のノクノイは世界初挑戦

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WBA世界フライ級チャンピオンの井岡一翔選手の5度目の防衛戦が2017年4月23日(日)にエディオンアリーナ大阪で行われます。

同日、世界初挑戦となる大森将平選手がWBO世界バンタム級タイトルマッチに挑むため、この日はダブル世界戦となり注目が集まります。

さて、井岡選手の対戦相手は、タイ国内で61連勝という記録を積み上げてきたノクノイ・シットプラサート選手。ノクノイ選手は極めてオーソドックスな右ボクサータイプとのこと。井岡一法会長はノクノイ選手について、「熟練の相手だし、右ストレートには要注意」とコメント。

なお、井岡選手は前の防衛戦の時に、ダウンを喫したため、ディフェンス重視のトレーニングを積んできました。そして、井岡選手のディフェンスはハイレベルの域に達しているそうで、ノクノイ選手の右をまともに食らわない限り、そこまで恐れる選手ではないと思います。

ここでは、井岡一翔選手の5度目の防衛戦の結果と井岡選手、ノクノイ選手のプロフィール&戦績についてをご紹介します。

▼井岡一翔選手とダブル世界戦を行う大森将平選手の試合結果はこちらから
大森将平 タパレス戦の試合結果

 

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◆試合結果

WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦

井岡 一翔(井岡ボクシングジム)
(12R 判定)
●ノクノイ・シットプラサート(タイ)

両者どんな入り方をするのか注目された第1ラウンドは、静かな立ち上がりとなりました。井岡選手はノクノイ選手との距離を図りつつ、いつも通り慎重な試合運びをします。一方、ノクノイ選手も井岡選手同様、出方を窺います。

第2ラウンド以降、井岡選手は単発のパンチを出しつつ、コンビネーションでノクノイ選手を揺さぶります。また、ノクノイ選手は井岡選手に比べ、身長も低く、リーチも短いためカウンター狙いと、井岡選手が放ったパンチの引き際を合わせるようにパンチを繰り出す戦法を取ります。

井岡一翔 データ ノクノイ
165.0cm 身 長 157.7cm
168.7cm リーチ 165.4cm
88.4cm 胸 囲 82.3cm

 

徐々に相手に慣れてきた井岡選手が、ボディーから顔面のコンビネーションパンチも見せ始め、有効打を増やしポイントを重ねます。ノクノイ選手も得意な右ストレートを始め、パンチを積極的に出してくるものの、ディフェンス強化に努めてきた井岡選手にあしらわれ、ノクノイ選手の攻撃を潰していきます。

試合も後半に進むと、井岡選手有利のまま試合は進み、そろそろ井岡選手のラッシュが見られるのではないかと期待が高まります。

9ラウンドに入ると、ラウンド序盤から良いパンチが入り、ノクノイ選手の動きも止まりはじめます。

10ラウンドに入ると完全にチャンピオンの流れに傾き、ラッシュがいつ出てもおかしくない状況に。ただ、井岡選手はあくまで慎重な攻めを崩さず、コンビネーションに徹します。

 

11ラウンドに入ると、井岡選手の右フックが有効的に決まり、ノクノイ選手をぐらつかせます。そして、一方的な攻めになり、なかなか決まらなかった右ストレートもまともに入りだし、連打を繰り出します。しかし、予想以上にノクノイ選手が粘りを見せ、井岡選手は決め手に欠ける展開に。

12ラウンド、これまで防戦一方だったノクノイ選手はポイントの上でも明らかに負けているので、攻めの姿勢を見せますが、ラウンド途中からKOを貰わないような感じになり、試合は井岡選手有利のまま終了。

判定結果は以下の通り。

井岡一翔 ノクノイ
117 110
116 111
117 110

 

井岡選手が顔に傷もなく、5度目の防衛に成功しました。これで具志堅用高氏の持つ国内世界戦最多14勝に並びました。

次は約37年ぶりの新記録達成を目指して頑張ってほしいですね。井岡一翔選手から目が離せませんね♪

 

◆具志堅用高氏の記録に並ぶか?

井岡一翔選手はノクノイ戦に勝利すると、世界戦14勝目となり、日本記録を持つ具志堅用高氏の記録に並びます。具志堅氏の日本記録は、1980年10月12日に記録され、実に37年ほど誰も到達することができなかった記録。その偉大な記録に井岡選手が並ぼうとしています。

その井岡選手の対戦相手ノクノイ・シットプラサート選手はタイ国内で、12年間負けなしの61連勝中のベテランボクサー。WBA世界フライ級2位のボクサーですが、今回が初の世界戦になります。なので、61連勝中とは言え世界レベルを経験しているわけではないので、井岡選手がさほど苦戦することなく防衛するのではないかと予想します。

ただ、井岡会長も警戒している右ストレートだけは注意が必要のようです。ノクノイ選手自身も「私は右のパンチに自信がある」とコメント。

 

なお、井岡選手はここ数試合の序盤は相手の出方を見定め、手の内を潰す上手い戦い方で試合を進めています。そして、相手の打つ手が無くなったところを畳みかけKOを奪っています。

今回もノクノイ選手の手の内、特に右をつぶし、徐々に追い込んでのKO劇に期待したいですね。具志堅氏も自分の記録に並んで超えることを望んでいるのではないでしょうか?楽しみです。

 

ちなみに、ノクノイ選手のセコンドにつくトレーナーのチャッチャイ・サーサクン氏は、1997年元WBC世界フライ級王者勇利アルバチャコフ氏を判定で破り、勇利氏の10度目の防衛を阻止しています。

そのチャッチャイ氏は指導者として、2人の世界王者を育てています。ノクノイ選手を2か月前から指導しており、「ノクノイが井岡に勝つと、私は自信を持って言える」とコメント。

井岡選手の勝利は揺るがないと思いますが、ノクノイ選手がどんな戦い方をしてくるのか楽しみです。

 

<記事中>

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◆プロフィールと戦績

※戦績はBoxRecを元に作成

<プロフィール>
【出身地】大阪府
【年 齢】28歳
【所 属】井岡ボクシングジム
【身 長】165cm
【スタイル】右ボクサー
【リーチ】168cm
【デビュー】2009年4月12日

<ボクシング戦歴>
【アマチュア】
 105戦95勝(64KO)10敗

【プロ戦績】
 22戦21勝(13KO)1敗
 総ラウンド/188、KO率/59%

<井岡一翔戦績一覧>

▼2009年
1 T.ポーウォラシン
8勝10敗0分
WIN
TKO
プロデビュー戦
2 松本 博志
18勝10敗4分
WIN
TKO
 
3 國重 隆
20勝3敗2分
WIN
判定
 
▼2010年      
4 H.アモル
27勝10敗4分
WIN
判定
 
5 A.アルコイ
12勝6敗3分
WIN
TKO
 
6 瀬川 正義
19勝2敗0分
WIN
TKO
日本ライトフライ級
タイトル獲得
▼2011年      
7 O.シスサマーチャイ
35勝0敗1分
WIN
TKO
WBC世界ミニマム級
タイトル獲得
8 F.エルナンデス
18勝1敗0分
WIN
判定
WBC防衛1
9 J.トーチャルンチャイ
8勝0敗0分
WIN
TKO
WBC防衛2
▼2012年      
10 八重樫 東
15勝2敗0分
WIN
判定
WBC防衛3
11 J.A.ロドリゲス
28勝1敗0分
WIN
TKO
WBA世界ライトフライ級
タイトル獲得 
▼2013年      
12 W.ゴーキャットジム
43勝8敗2分
WIN
KO
WBA防衛1
13 K.シッモーセン
43勝1敗1分
WIN
KO
WBA防衛2
14 F.アルバラード
18勝0敗0分
WIN
判定
WBA防衛3
▼2014年      
15 A.ルエンロン
12勝0敗0分
LOSE
判定
IBF世界フライ級
タイトルマッチ
16 P.カリージョ
15勝2敗1分
WIN
判定
 
17 J.P.ペレス
20勝7敗1分
WIN
KO
 
▼2015年      
18 J.C.レベコ
35勝1敗0分
WIN
判定
WBA世界フライ級
タイトル獲得
19 R.D.ソーサ
26勝2敗1分
WIN
判定
WBA防衛1
20 J.C.レベコ
36勝2敗0分
WIN
TKO
WBA防衛2
▼2016年      
21 K.ララ
18勝1敗1分
WIN
KO
WBA防衛3
22 S.キャットニワット
15勝0敗0分
WIN
TKO
WBA防衛4

 

ノクノイ・シットプラサート

※戦績はBoxRecを元に作成

<プロフィール>
【出身地】タイ
【年 齢】30歳
【所 属】-
【身 長】-cm
【スタイル】右ボクサー
【リーチ】-cm
【デビュー】2003年4月12日

<ボクシング戦歴>
【プロ戦績】
 66戦62勝(38KO)4敗
 総ラウンド/333、KO率/58%

 

ノクノイ選手は試合数が多いため全成績は掲載せず、2016年と2017年の成績をご紹介します。

なお、ノクノイ選手の全成績を見た時、当時の対戦相手の戦績が比較的負け越していたり、デビュー戦を迎えた選手だったりします。

だからと言って、ノクノイ選手を弱いというつもりはありませんが、内容を精査してみると、61連勝という数字を特筆して見るものではないと感じます。

▼2016年
60 B.パルデデ
2勝1敗0分
WIN
TKO
61 F.フィダル
25勝45敗2分
WIN
TKO
62 S.ハグラー
19勝37敗2分
WIN
判定
63 S.L.ソープランチョーク
0勝0敗0分
WIN
TKO
64 Z.ウェイミン
0勝1敗0分
WIN
判定
▼2017年    
65 X.アブダラーエフ
0勝0敗0分
WIN
TKO
66 K.シットムアンカン
8勝4敗0分
WIN
TKO

 

▼井岡一翔選手とダブル世界戦を行う大森将平選手の試合結果はこちらから

大森将平 タパレス戦の試合結果

 

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