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北京五輪男子400mリレーで日本が銀メダル!ジャマイカがドーピングで失格!

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2016年6月、2008年北京五輪・男子400mリレーで日本が銀メダルになるかもしれないという報道がありました。そんな話があったなって感じで覚えてる方もいられるのではないでしょうか?

半年の時を経て、国際オリンピック委員会からその結果が発表されました。なんと繰り上げ2位で、銀メダル獲得になりそうなのです。確かに、今さら感は拭えず、喜んで感動するには難しいですが、素直にうれしい話ではあります。

それでは、昨年の報道から繰り上げ銀メダルに至るまでの経緯をご紹介します。

 

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◆日本繰り上げ銀の経緯は?

世界的に陸上競技界のドーピング問題が吹き荒れていました。そこで国際オリンピック委員会(以下IOC)は最新技術を使い、北京、ロンドン五輪のドーピン再検査を実施。

2016年6月に、ジャマイカのネスタ・カーター選手が北京五輪のドーピング再検査で陽性反応を示したと、ジャマイカ・オリンピック委員会が明らかにしました。

この時点では、カーター選手の“A検体”から禁止薬物が出たという報道でした。その後、予備の“B検体”でも禁止薬物が検出されると金メダルがはく奪され、銅メダルだった日本が銀に繰り上がる可能性があると報道されました。

ちなみに、その当時の報道を受け、北京五輪男子400mリレーの第1走を務めた塚原直貴選手は、「正直複雑。聞いた時はどうすんのって思った。銀になればすごくうれしいけど、ヨーイドンで走った8チームで2番じゃない。いやー、がっかりしますよ、もう!」とコメント。

報道から時を経て、カーター選手の“A検体”と予備の“B検体”ともに禁止薬物の陽性反応を示し、失格処分にしたとIOCの発表に至ります。

 

さて、陽性反応のあった禁止薬物の成分とはどんなものか?それはメチルヘキサンアミンというものです。

この物質は興奮剤の一種で、海外のサプリメントにはよく含まれているそうです。知らずに摂取すると、ドーピング違反になってしまう代表的な成分だそうです。

カーター選手が、うっかりなのか意図的なのか不明ですが、IOCのルール違反を犯したということには変わりないですが…。

 

左から2人目がカーター選手、その右隣がボルト選手

 

このIOCの発表を受け、男子400mリレーで優勝し、金メダルを獲得したジャマイカチームの他の選手、ウサイン・ボルト選手、アサファ・パウエル選手、マイケル・フラーター選手らも金メダルがはく奪となります。よって、この種目では、銀のトリニダード・トバゴが金、銅の日本が銀メダルになる見通しです。

日本チームは、塚原直貴さん、末続慎吾さん、高平慎士さん、朝原宣治さんらが銀メダルをもらうことになります。

左から末續さん、高平さん、朝原さん、塚原さん

 

また、日本のアンカー務めた朝原さんは今回の件で次のようにコメントをしています。

「僕たちが初めて北京五輪で銅メダルを獲得し、後輩たちがリオデジャネイロ五輪で初めて銀メダルに届いた。それが、僕たちが最初となる? やることは、陸連に報奨金の差額を請求するくらい。それは冗談ですが、過去にさかのぼって評価されるのは複雑です。そういうことがないように、僕が望むのは、東京五輪・パラリンピックはクリーンで誇れる大会にしたいということ。日本から世界にアピールしてほしい」

引用元:朝日新聞デジタル

 

余談ですが、今回の失格処分でボルト選手の金メダルの数が減ります。ボルト選手は北京、ロンドン、リオデジャネイロ五輪で、「100メートル」「200メートル」「400メートルリレー」の3種目すべてを制覇し、3大会連続3冠を達成しています。

また、カール・ルイスさんに並ぶ五輪の陸上競技、歴代最多タイの金メダル9個を獲得していました。その1個を失うことになるのは、ボルト選手にとって残念な話になります。ボルト選手は2017年のロンドンで行われる世界選手権後に現役引退を表明しています。

歴代最多タイの金メダルという記録が亡くなるのは、ボルト選手にとってどんな気持ちになるんでしょうか…。

この件がきっかけで引退を撤回したら、それはそれで盛り上がるでしょうけど。

 

◆まとめ

さて、今回の失格処分により記録として、北京五輪が男子のトラック種目で初の銀メダルを獲得となるのでしょうか?

ま、記録は記録として、北京五輪は北京五輪の、リオ五輪はリオ五輪の感動がありました。それに、出場した選手も応援している方々も「嬉しいことは嬉しいが、今さら(笑)」って感じではないでしょうか?

いずれにせよ、日本としては嬉しい話には変わりないので、おめでとうございますを言いたいですね。

 

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