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2016リオ五輪/体操男子 内村・加藤・白井ほか代表選手一覧!

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s-男子リオ代表

リオデジャネイロオリンピック代表選考会を兼ねて個人総合で争うNHK杯が行われました。

すでに代表に決まっている内村航平選手は無敵の強さを誇り大会8連覇。自身の持つ最多記録を更新しました。個人総合37連勝という記録を更新しています。

加藤凌平選手は、代表選考の規定によりNHK杯で内村選手を除く最上位になったことで、代表に選出されました。

また6月に行われた全日本種目別選手権終了後に残りの代表3名も発表されました。

ロンドン五輪に出場した田中佑典選手、山室光史選手。そして「ひねり王子」こと白井健三選手も初出場ながら大きな期待がされています。

内村選手が「世界一のチーム」と評する体操男子代表。リオ五輪での活躍と金メダル獲得が期待されています。

それでは、今回代表に選ばれた代表選手のプロフィールと代表選考基準をご紹介します。

 

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代表選考基準

オリンピック・男子体操で行われる種目は8種目になります。

団体総合
個人総合
種目別 ゆか あん馬
つり輪 跳馬
平行棒 鉄棒

団体種目では世界選手権8位以内という条件がリオデジャネイロオリンピックの出場条件になっています。日本チームは2015年世界選手権で優勝しています。また、この世界選手権では内村選手が個人総合で優勝をしていますので、団体総合と内村選手のオリンピック出場は決まっています。

また、加藤選手はNHK杯で内村選手を除く最上位になっていますので、この時点で代表選出を獲得しています。

では、選考基準のまとめは以下になります。

(1)2015世界選手権団体8位以内<団体優勝>
(2)五輪予選4位以内

(3)2015年世界選手権の個人総合優勝者<内村 航平>
(4)NHK杯(2016年5月)で内村選手を除く最上位<加藤 凌平>
(5)6月開催の全日本種目別選手権終了後、内村選手と加藤選手との組み合わせで、最もチーム得点への貢献度が高くなる選手(3人)。うち1人はNHK杯5位以内、もう1人は12位以内の選手とする
<田中 佑典、白井 健三、山室 光史>

 

全日本種目別選手権で、代表選手が決定しますので注目される大会となります。

それでは、次の章で代表に選ばれた選手たちをご紹介します。

 

代表選手一覧

内村 航平

内村 航平
うちむら こうへい
1989年1月3日(28歳)
福岡県北九州市生まれ
長崎県諫早市育ち
162cm
52kg
出身校:日本体育大学
所属:KONAMI
五輪:北京、ロンドン
得意種目
ゆか、平行棒
五輪出場種目
個人総合、団体総合、種目別
主な戦績
2016年NHK杯/個人総合:優勝
2016年全日本選手権/個人総合:優勝
2015年世界選手権/団体総合:優勝、個人総合:優勝、鉄棒:優勝
ほか多数の大会で優勝
五輪成績
ロンドン五輪/個人総合:金メダル、団体総合:銀メダル、種目別ゆか:銀メダル
北京五輪/個人総合:銀メダル、団体総合:銀メダル
主な記録
個人総合/37連勝
NHK杯 個人総合/8連覇
全日本選手権 個人総合/9連覇
世界選手権 個人総合/6連覇

<内村選手略歴>
福岡県北九州生まれ。両親が長崎県諫早市にスポーツクラブを開設したのを機に、3歳から体操を始めます。

内村選手の父親は、高校総体の種目別で優勝した経験を持ち、母親も短大時代に九州学生体操選手権で優勝しています。また、妹の体操選手という体操一家です。

内村選手は、中学卒業後アテネ五輪金メダリスト・塚原直也に憧れて上京。東洋高校を経て、日本体育大学に進学します。大学時代から徐々に頭角を現し、ユニバーシアードの団体と種目別ゆか優勝。北京オリンピックの代表選考ではトップ争いをするまでになります。

 

最終予選のNHK杯では、優勝こそ逃すものの2位に入り、初のオリンピック出場を獲得します。北京オリンピックでは19歳で最年少ながら堂々の演技を披露し、団体の銀メダル獲得に貢献し、個人総合では銀メダルを獲得します。10代で個人総合のメダルは史上初という偉業を成し遂げます。

ここから内村選手の快進撃が始まります。2009年世界選手権で2位に大差をつける得点で初優勝。ここから世界選手権の連覇街道が始まりました(※すでに日本選手権、NHK杯の連覇も始まっています)。

 

圧倒的な強さでロンドンオリンピックにも選出され、金メダル1個、銀メダル2個を獲得します。ちなみに、当時長崎県では九州で唯一個人、団体種目を通じて金メダリストが出ておらず、内村選手が初の金メダリストとなります。

このあとも内村選手の活躍は続き、圧倒的な強さでリオデジャネイロオリンピックの代表になり、体操での金メダルをかなり期待されています。

余談ではありますが、内村選手の母親・周子さんはユニークな方で応援する時のはしゃぎっぷりや息子への溺愛ぶりが話題になったこともあります。なんとテレビ朝日放送の番組「しくじり先生 俺みたいになるな!」に出演。

 

「子離れできずに息子に嫌われちゃった先生」で壇上に登場しています。周子さんは内村選手を激しく応援するあまり内村選手が大学時代、「もう、応援に来ないでくれ!」と言われたとか。応援を拒否されたことで悲しみのあまり号泣したそうです。

ほかにも、息子を溺愛するあまり、内村選手の「髪の毛」「ツメ」などを大事に保管していたことを明かしてスタジオを驚かせていました。結局、周囲のアドバイスから子離れすることを決意し、3か月間一切連絡をしないことにしたといいます。結果的に元の親子仲に戻っていったそうです。

リオデジャネイロオリンピックでもひょっとしたら、内村選手の活躍によっては周子さんにもスポットライトが当たるかもしれませんね。

 

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加藤 凌平

加藤 凌平
かとう りょうへい
1993年9月9日(23歳)
静岡県生まれ
埼玉県草加市育ち
163cm
55kg
出身校:順天堂大学
所属:KONAMI
五輪:ロンドン
得意種目
ゆか、平行棒
五輪出場種目
個人総合、団体総合、種目別
主な戦績
2016年NHK杯/個人総合:2位
2016年全日本選手権/個人総合:3位
2015年アジア体操競技選手権/個人総合:優勝、団体総合:優勝
五輪成績
ロンドン五輪/団体総合:銀メダル

<加藤選手略歴>
父親はロンドンオリンピック男子体操コーチをしていた元体操選手の加藤裕之氏。父親が指導者で小さいころから体育館で遊んでいたことから体操をはじめるきっかけとなります。

2008年リューキンカップ(国際大会)、男子個人14~15歳の部に初めて参加し優勝します。高校時代には2011年世界体操競技選手権選考では高校生ながら日本代表補欠になります。翌年に初めて日本代表に選出され、ロンドンオリンピック団体総合で銀メダル獲得に貢献します。その後、個人総合選手として急成長を果たします。

しかし、2013年加藤選手を悲劇が襲います。東日本学生選手権で、吊り輪演技直前のウォーミングアップ中に片方の輪とワイヤをつなぐ革製ベルトが切れ、片手でぶら下がる状態となります。切れた弾みで肩を負傷し、首や背中がむち打ちのような症状に見舞われるようになります。

 

このような症状を抱えながらも2013年のNHK杯では2位に入り、世界選手権でも内村選手に続き個人総合で銀メダルを獲得します。事故の症状は落ち着いていたものの、翌2014年には痛みが再発し、痛み止めの注射を打って試合に臨むこととなります。

 

そのような状態ながら結果を出し、日本代表に選出されます。その後も順調にキャリアを積み、2015年世界選手権ではケガのため個人総合には出場しませんでしたが、団体総合では37年ぶりの優勝に貢献します。

2016年NHK杯で内村選手に続く2位に入り、リオデジャネイロオリンピック代表2番目に選出されます。

 

田中 佑典

田中 佑典
たなか ゆうすけ
1989年11月29日(27歳)
和歌山県出身
166cm
58kg
出身校:順天堂大学
所属:KONAMI
五輪:ロンドン
得意種目
平行棒、鉄棒
五輪出場種目
団体総合、種目別
主な戦績
2016年全日本種目別選手権/鉄棒:2位
2016年NHK杯/個人総合:3位
2015世界選手権/団体総合:優勝
五輪成績
ロンドン五輪/団体総合:銀メダル

<田中選手略歴>
田中選手は兄と姉が体育館で体操をしている間、家で留守番をしているのが嫌だったため体操を始めるきっかけになったそうです。

ちなみに田中選手は体操一家であり、兄はロンドン五輪に出場した田中和仁選手、姉は日本体育大学助教授を務める田中理恵さんです。

ロンドン五輪の時、三兄弟揃っての五輪出場は日本体操史上初の快挙となりました。

7歳から体操を始め、ジュニア時代から強化指定選手に選ばれます。

高校時代、2年生ながらコトブス国際で鉄棒2位、国際ジュニア大会では優勝を果たします。

順天堂大学時代、1年生でインカレに出場し内村選手率いる日本体育大学を破り優勝

2011年の世界選手権で初代表に選出されますが、団体総合種目の鉄棒で落下し日本が金メダルを逃してしまうという苦い経験があります。

ただ、2012年ロンドン五輪に選出され、予選の鉄棒で落下するも、団体総合の鉄棒では高得点をマークし銀メダル獲得に貢献します。

その後も世界選手権など大きな舞台で活躍を続けます。

田中選手は緊張しやすいせいか、時々鉄棒の種目で落下をしてしまいますが、大きな結果も残しているので、メンタル面を強化してリオ五輪での大活躍を期待しています。

 

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白井 健三

白井 健三
しらい けんぞう
1996年8月24日(20歳)
神奈川県横浜市出身
162cm
51kg
出身校:岸根高校
所属:日本体育大学
五輪:初出場
得意種目
ゆか、跳馬
五輪出場種目
団体総合、種目別
主な戦績
2016年全日本種目別選手権/ゆか:優勝
2016年NHK杯/個人総合:5位
2015年世界選手権/ゆか:優勝、団体総合:優勝

<白井選手略歴>
2人の兄が体操をしていた影響で自身も3歳の時からはじめます。

ちなみに白井選手に影響を与えた長兄の白井勝太郎選手は、内村選手などが所属するコナミスポーツに在籍しています。オリンピック出場は惜しくも逃しましたが、なかなか爽やかな男前です。

中学3年生の時、全日本体種目別選手権で床運動にて2位になり、注目を集めるようになります。

その後、高校1年生で日本代表に選出され、アジア選手権に出場。床運動で高得点を獲得し優勝

2013年全日本種目別選手権では、床運動でとにかくひねりを入れた構成を演じ、内村・加藤選手を驚かせています。このことに内村選手は「ひねりすぎて気持ち悪い」と言わしめています。

2013年世界選手権では、新技を次々と成功させ、国際体操連盟よりシライ(のちにシライ/グエン)シライ2」「シライ/キムヒフンと命名されます。

この大会では床運動決勝で16.000点をマークし、日本史上最年少の金メダル獲得(※15点を超えるような点数は、素晴らしい演技であり、きわめて高い得点になります)

この大会の成績から国内ではひねり王子、海外ではMister Twistと称賛されました。

日本体育大学に進学し、2015年世界選手権では37年ぶりの団体優勝に貢献、個人種目でも床運動でも優勝します。

豊田国際体操競技大会では、「後方伸身2回宙返り3回ひねり」(最高のH難易度)を成功させ、国際体操連盟よりシライ3と命名されます。

2016年全日本種目別選手権の床運動で16.650点をマークし優勝。大会終了後、五輪代表に初選出されます。

リオ五輪で白井選手がメダルを獲得するのはもちろん、内村選手に宇宙人とも言わしめた白井選手がどこまで新しい技を披露してくれるのか今後とも楽しみですね。

 

山室 光史

山室 光史
やまむろ こうじ
1989年1月17日(28歳)
茨城県古河市出身
159cm
58kg
出身校:日本体育大学
所属:KONAMI
五輪:ロンドン
得意種目
つり輪
五輪出場種目
団体総合、種目別
主な戦績
2016年全日本種目別選手権/跳馬:2位、つり輪:6位
2016年NHK杯/個人総合:7位
2015年アジア体操競技選手権/つり輪:優勝
五輪成績
ロンドン五輪/団体総合:銀メダル

<山室選手略歴>
テレビで体操をやってるのを見て小学2年生の時に体操を始めます。

高校3年生の時、高校総体個人総合優勝を果たします。

日本体育大学に進学し、兼ねてより親交のあった内村選手とチームメイトになります。

2009年に日本代表入りし、翌年の初の世界選手権出場を果たし、つり輪で4位と好成績をおさめます。

大学卒業後、コナミスポーツ&ライフに所属します。

2011年世界選手権では、団体総合で銀メダルに貢献個人総合とつり輪で銅メダルを獲得します。

2012年ロンドン五輪に出場するも、団体総合決勝の跳馬で着地に失敗し、左足甲はく離骨折で戦線離脱をしてしまいます。

ロンドン五輪では、銀メダル獲得という素晴らしい結果で終わるものの、山室選手はチームに迷惑をかけたという自責の念から「ゴメンね…」とつぶやいたそうです。

試合が終わったあと選手村では、同室の内村選手と「4年後に、絶対に借りを返す」と誓い合ったそうです。

その後、骨折の手術を2回行い、治療に専念。骨折のため身体のバランスの崩れ、痛みを乗り越え復帰を果たします。

そして、2015年アジア選手権で山室選手が披露した「棒下宙返り4分の3ひねり単棒倒立経過、軸手を換えて4分の3ひねり支持」(平行棒G難易度)を成功させます。

この技がG難易度の新技と認定され、「ヤマムロ」と命名されました。

2016年全日本種目別選手権終了後にリオ五輪代表に選出されました。

ロンドン五輪では、残念な結果に終わった山室選手ですが、4年前の雪辱を果たすため内村選手らとともに金メダルをとってきてほしいです。

 

まとめ

圧倒的な強さを誇る内村選手。成績などを考慮しても金メダルを期待せずにはいられません。

その内村選手は、今回の代表メンバーについて「僕が本当に信頼をおくことができる4人が入ってくれた」とコメントしています。

白井選手は、「ゆかと跳馬で完璧な演技をして絶対に頼られる選手になりたい」とコメント。

代表で唯一学生ということもあり、最年少ながらチームのムードメーカーとしても頑張りたいと意気込みを見せています。

加藤選手は、「爆発的な点は取れないが、信頼される精神面での支柱になれるようにしたい」とコメント。

山室選手は、「代表になれてほっとしたが、ミスは五輪では許されない失敗。両親への恩返しと今まで体操をしてきた意味を証明する」とコメント。4年前の雪辱を果たしてほしいです。

田中選手は、「団体での金は日本体操界の勝利だという気持ちで、みんなの代表としてやっていきたい」とコメント。

最後に、内村選手は「世界で一番強いチームだと思っています。これから練習をして、それを証明するために頑張っていきたいです」と語っている通り、リオ五輪で臨むにはベストなメンバーであると思います。

大きな期待を背負ってリオ五輪に臨む代表選手たちにテレビの前でエールを送りたいと思います。頑張ってください!!

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